ソーシャル・サービス・メーカー
「福井JCはソーシャル・サービス・メーカーへ」
これ、当方が理事長を務めさせていただいたとき(2005年)のスローガンです。
どこかで見たことがあります?
そうです、本年度の地区協議会でも
「新たな社会サービス創出の担い手となり、実現しよう!北陸信越の真の自立」
と唱えておりますが、語句の違いはあっても根本はまったくもって同じであります。
なぜ、こんなタネ明かしをしてしまうのかと言いますと、先日の3月度ブロック会長会議の講師講演により、いよいよ日本JCも2年後に迫った公益法人制度改革に対し、一定の方向性を見出し、スタンスを明確にし始めたからであります(最終的にはっきりするにはもう少々時間がかかりますが)。
当方は、理事長時代は福井JCが、そして地区会長の本年は5ブロック・北陸信越地区協議会が、社会に貢献し、それぞれ活動領域で価値を生み出し続けるために、組織の向かう先をしっかり再定義する必要性を認識していました。
社会から必要とされる組織になるのか、それとも自分たちが必要とする組織になるのか、「ソーシャル・サービス・メーカー」も「新たな社会サービス創出の担い手」も、いずれも前者を志向しようという意味ですが、これまでは、まぁそのような考え方もあるかなぁという風に、「理事長はこう言っている」「会長のような考え方も出来る」と、組織の公益性を相対化することもできなくはありませんでした。
しかしこれからは、法律という制度によって「公益性」という名のフィルターがかけられることとなり、社会から必要とされる公益組織になるのか、それとも自分たちが必要とする一般組織になるのか、その性質が絶対化されてしまいます。
公益組織でないと、公益事業ができないか...。そんなことはありません。しかし、公益組織は公益事業しかできなくなるので、二つの組織はその差が明白になってくるのです。
「私、北陸信越地区、福井ブロック協議会、社団法人福井青年会議所の開発と申します。」JCでよくある自己紹介あいさつの一例です。
これまで社団格があろうとなかろうと、JCとしての志には峻別はなく、それ故事業領域や事業内容に大差はありませんでした。
これが、「公益社団法人○○青年会議所の××です。」というのと、
「一般社団法人○○青年会議所の・・・」というのと、
「(法人格のない)○○青年会議所の・・・」というのでは、LOMの前段に付く組織の種類で、どんな組織で、どんな事業をやっているのか、およそ特性が似通って来るでしょうし、どんなLOMなのかおよそ想像がついてしまいます。
ならば、JCすべてが公益社団法人でなければならないかというと、そうとは思いません。
しかし、公益社団格を持てば、会費を寄付金とすることも出来、税制面での優遇措置を得られたり、その信用から広く行政・企業・市民から寄付金を募ったりということが可能となります。欧米に比べ寄付という行為がなかなか定着しないわが国で、これを気に寄付・寄進が一気に広まることも考えられ、JCでもより影響力のある事業を展開することが出来るでしょうね。
公益社団格を獲得するためのハードルは高いですが、LOM規模の大小が制約条件ではありません。北陸信越地区のJAYCEEの皆様。いま一度、ご所属のLOMの向かう先をメンバー同士でお話合いいただかなければなりません。
LOMの主権、伝統、未来を尊重し、日本JCでは「こうあるべき」と特定の法人格を押し付けることもしないつもりです。ご不明の点があれば、何なりと協議会事務局へお尋ねください。
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